Google Document で家計簿つけ始めました

昨年までの我が家と今年の目標

我が家では、毎月給料が出るときに、その月の引き落とし等で必要な額を計算して、必要な額をおろしていました。
でも、去年(2010)の年末は危なかったんです。普段の倍以上の金額が必要でびっくり。定期の解約が必要とかは無かったんですけど、これじゃあ拙いでしょうと。(ほんとう適当すぎです)
結果として幾らかかったではなくて、ちゃんと予算を決めて毎月幾らかかるかを事前に把握し、実際に使うときに大丈夫かを判断できるようにしないと今後が不安です。
というか、しないとヤバイ。(ホント、今更ですけど)

家計簿をつける(予算篇)

それでも、会社の経理並みのことをやる必要は無くて、科目はかなり大雑把。BSはいらなくて、PLそれもキャッシュフローが把握できればよい。それが、単なる結果の記録じゃなく、数ヶ月先まで見通せるようになっていればOK、という位の方針を立てて進めることにします。
実際のやりかたは、以下の通りです。

  1. 毎月かかる生活必需金(固定分)の金額を出す。具体的にはマンションのローンなど。
  2. 昨年までの記録を元にして、毎月かかる生活必需金(変動分)の平均を計算する。具体的には、電気代、ガス代、食費など。(ここがポイント。これを「基本費用」として、あまり細かな計算はしません。)
  3. 昨年までの記録を元にして、イベント月(固定資産税の引き落とし日とか)に必要な金額をあらかじめ書き出しておきます。
  4. 以上を、横軸に年月(一年分)、縦軸に項目の表にまとめて記載する。

我が家の場合は以下のようになりました。(Google Documentのスクリーンショットです)
項目が微妙な気もしますが、徐々に洗練されるはずです。とにかく、あまり細かく分けすぎたりしないのがポイントです。

年の始めに作る(正確には、出費が予定された段階でどんどん次年度以降も作る)ので、これが予算となります。本当は、ここで決めた予算は銀行の口座も別にして、記入した内容以外でのお金の出入りが無いようにするのが効果的でしょうが、まだそこまではしてません。

ちなみに、App Storeで家計簿ソフトも見てみた(iPhone持ちなので)のですが、機能的に今ひとつしっくりしなかったです。うちの場合は、基本的に表計算ソフトで十分です。

家計簿をつける(実行篇)

ここまでで予算ができていれば、後は簡単。
以下のようにメンテナンスしていれば、毎月の必要な金額を事前に把握、制御し、思わぬ使い過ぎを防ぐことができます(はずです)。

  1. 毎月の決まった日(給料日前とか)に、その月までの実績を見て、今後の予算の見直しをする。
  2. 予定していた出費が変更になった時に、その分を修正する。
  3. 新たに出費が必要になった時に記入し、同じ金額を予算のどれかから削る。(どうしても駄目なときは、貯金用の予備費から補充するが、基本的には禁じ手)

まだ一月もたってませんが、良い感じです。

家計簿をつける(記録方法篇)

最初はOpenOffice表計算を使ってみたのだけど、ちょっと使い勝手が悪いんです。
ファイルは自宅のパソコンにあって、それだと、出先で出費の必要性に迫られた際に予算を確認したりできないし、記録も家に帰ってからとかだと、忘れそうになったり、いざつけてみたら思ったよりもインパクトがあって、やっぱり止めときゃ良かったとか。。。
DropBoxとかでファイルを外から見られるようにしても、やっぱりソフトは必要だし、手持ちのiPhoneから使えないと意味がない。

そこで、前掲の画面例のように数年ぶりに Google Document を試してみたのですが、これがなかなか素晴らしいです。以前は単純な表以上のものでは無かったような印象でしたが、機能が向上しており、普通の表計算で使用するような機能は一通り入っていますし、これなら、ブラウザだけあれば大丈夫です。細かなメンテナンスはパソコンの広い画面を使い、外出先での利用はiPhoneでと使い分けられるのは、ブラウザベースのクラウドアプリケーションの強みです。ほんと便利。
ちなみに、一番感激したのは、OpenOffice のファイルをアップロードすると自動変換してくれ、再入力の手間がほとんど必要なかったことだったりします。セルのコメントや計算式もちゃんと変換してくれていたので、実に簡単に移行できました。あとは、もうちょっとグラフ作成の使い勝手が良くなると言うことなしですが、それは今後に期待したいです。