IEEE1888 SDKをMacで使う:VM起動篇

前回はIEEE1888プロトコル教科書を読んだわけですが、せっかくSDKが用意してあるのだから動かしてみる事にします。
ですが、SDKVmware のイメージで提供されています。私が使っているのは Macで、有料の VMware Fusion は持っていません。そこで、無料で利用可能なVirtualBoxで動かします。

環境

使用した環境は以下の通りです。普通にダウンロードしてインストールします。

仮想マシンの登録

VirtualBoxを起動し、以下の手順で仮想マシンを登録します。

  1. 「新規」を選択。新規仮想マシンの作成ウィザードを開く。
  2. 仮想マシン名とOSタイプを入力。「名前 -> IEEE1888SDK」「OS -> Linux」「バージョン -> Ubuntu」とする。(名前は任意)
  3. メモリ量を指定。「メモリ -> 512MB」とする。
  4. 仮想ハードディスクの設定画面で「既存のハードディスクを使用(U)」を選択。ハードディスクを選ぶ必要があるが、ここでは、SDKを展開して得られるVirtual Machines の中にある IEEE1888SDK.vmdk を選択。(ファイル名IEEE1888SDK-s00x.vmdkの方ではない)

これで登録が出来たので起動できます。
あとは、利用環境や何をしたいかによりますが、私の場合はネットワーク設定を bridge にしました。それ以外はデフォルトのままです。

起動


特に問題もなく立ち上がりました。
IPアドレスは、我が家の環境では 192.168.11.12 に割り当てられました。
Mac(ホスト)の方から、http://192.168.11.12/ にアクセスすると、Sensors in this FIAPStorage のページが表示されました。正しく起動しているようです。

VMWare-tools のアンインストール

このままでも、とりあえずの動作には支障が無いようですが、必要が無いものを入れとくのも何なので VMWare Tools を削除します。

$ sudo /usr/bin/vmware-uninstall-tools.pl

念のために 再起動します。

これから色々とさわってみます。